ほっといてくれんか〜〜〜！

どこか遠くへ引っ越すことが出来たら、どんなに気が楽だろう。

地元はもう嫌だ。生まれてから30年間ずーーーっと同じ町。
いい加減嫌気がする。

なんでおばちゃんは余計な事を言うねん。

長女を産んでから、私はずーーっとこの言葉に落ち込んできた。

「太ったね」
「恰幅が良くなったんちゃう？」
「どっしりしたね」

等々・・・・・・。

ほっといてくれへんかなぁ！
あんたに関係ないっちゅうねん！

子供を産むまでは私は自分でいうのもなんやけど、
理想に近い体型をしていた。
胸、普通。ウエスト、細い。お尻、ややプリッ！
腰の位置もやや高め。
あ〜〜〜〜っ・・・、あの頃の自分がまぶしいっ！

まぁ、その時はその時で自分の体にコンプレックスを持っていたが・。

うちの実家ってなぁ、しょっちゅう客が来てたのね。
おっちゃんおばちゃんたちが・・・。
それで年頃の私が挨拶をすると、必ず言われた。

「りんちゃん、女らしくなったなぁ。」
「おしりが大きくなったなぁーーー。胸もそれなりにでてきて」

小さい頃からの私を知っているおっちゃんおばちゃんたちは、
いちいち私の成長に口出しをしたいのかも知らんけど、
正直、私は嫌やった。人の体をまじまじと見て、めっちゃ気悪い！

おやじたちのあのイヤラシイ目つき。吐き下がする。
そんでもって酒がはいると、私の体に触ろうとする。
手をにぎられて腰に手を回してきて。
なんでおっさんに触られなあかんねん。
気持ち悪いねん。
うちの親は、一緒に酔っ払ってるから、訳分からんなってるし、
とにかく家が嫌やったんや。

月日がながれて、私は30才。2人の子持ち。
私かって太りたくって太ったんとちゃうわ。
言うとくけどなぁ、ここまでになるのにも金かかってるねんで！
ごはんやろ？うどんやろ？パンやろ？って全部炭水化物やん！(自滅)

くそ〜〜〜、せめて、隣の区に行きたいなぁ。
っていうか、うちの親、顔広すぎやねん。どこに行っても、
「あ〜、あそこの娘さんやろ？」
って言われるやん。もううんざり。それがどないしたっちゅうねん！！
親と私とを　ひとくくりにせんとってくれっ！

だから、私が鬱になったときは、
「りんちゃん、しんどいみたいね。」
って、いろんな人がうちの母に言ってきたらしい。

あーーーー、どっか遠くへ行きてーーーっ！

行けないです。お金ないです。
娘達も保育園、楽しくてしょうがないというカンジで・・。
先生方もいい人ばっかやし、いまさら他の園をさがすなんぞできません。

いつか、そういう人の言葉にも
いちいち落ち込まなくなる日がくるでしょうか。

とにかく今日はめっちゃ落ち込んで、自分が嫌になって、
この醜い腹の脂肪を切り裂きたくなった。
自傷したくなったのは久しぶり。

もうあかんって思ったときに、ちょうど旦那から電話が・・・。
ぽろぽろ涙があふれ出した。

いつも心配かけて、ほんまにごめんやで・・・。

もう大丈夫やから・・・。ありがとう。